夢日記 (再会編)

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    母親の実家に向かって歩いていた。

    母親の実家はその昔、商店を営んでいて、1.5km程、真っ直ぐに列なる商店街の中心部にあった。

    昭和の時代、ここらの地域の中でも一番に大きな商店街で、まさに時代の栄華を極めた中心街であったが、
    平成の時代になってからは、過疎化により、多くの商店は次々と店を畳み、
    今となっては、営業している店がポツリポツリとしか無い、いわゆる「シャッター商店街」と呼ばれる様に変貌を遂げており…。

    まさにゴーストタウン然とした商店街を歩き、
    当時、この通りで開催されていた七夕祭りや、秋祭り、夜市などの祭りの賑わいを思い出しては、時の流れの無情さを肌で感じていた。

    しばらく歩き、母親の実家に到着。

    母親の実家は、裏手に位置する住居と、正面一階の店舗が合体した造りをしていた。


    祖父や祖母も、とおの昔に他界しており、店を切り盛りしていた母の姉も15年程前に亡くなって、今では、その旦那の、自分の義理の叔父にあたるおじさんが一人住んでいる。

    昔、事ある毎に集結していた親戚一同も、今となっては滅多に集まる事もなくなり…。

    でも、下校後はココに預けられ、ココで育った自分にとっては第二の実家なワケであり。

    中に入ろうと、玄関や、店のシャッターを開けようと試みたが鍵がかかっていて入れない。

    近くに置いてある脚立をハシゴにして、二階から入ろうと試みたが、脚立の金属腐敗がひどくて、危険である。

    そうか?勝手口があったと思い出し、勝手口の扉を開け、中に入ってビックリ。

    いつもは、店舗の裏と住居の入り口を、繋ぐ暗い通路の様な場所なのだが、
    これはどういう事か?

    中を開けると、何故だか、広々とした空間が広がっていて、眩しいばかりの照明が照らされていて非常に明るい。

    真っ白の壁に囲まれたその空間には、随所に色とりどりの花々の装飾が施されており、豪華絢爛、煌びやかの極み。

    中には親戚一同が揃っていて、昔亡くなったハズの 自分にとって「育ての親」である、母の姉が「ジュン、久しぶりだな」と言いながら、目の前にニッコリ笑って立っており、

    その姿が目に入った瞬間、たまらず
    ドバーっと涙が溢れて来た。

    「まだ生きとったんかい?」とその手を握りしめた瞬間、目が覚めてしまった。


    育ての母である叔母さん。

    亡くなって、もう二度と会えず灰になってしまうのか?と涙に明け暮れた15年前。


    たとえ夢であっても、再会出来た事が嬉しく、目覚めた後も、しばらく涙が止まりませんでした。



    おしまい。



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