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夢日記 (多妻編)

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    それは それは、本当にバカでかいダムのほとりに来ていた。

    季節は晩秋か?

    ダム周辺の深い森の木々は、一斉に黄金色や紅色に その姿を変え、見事なまでの色彩を魅せる 紅葉 真っ盛りの時節であった。

    何故だか?

    ダム全体が展望できる高台には巨大な大砲の砲台が備え付けられており、その砲身の口径といえば、何と、2m近くもあり、四、五人の砲兵達によって運び込まれた球体型の砲弾もまた、それとほぼ同一の直径である。

    明治時代かと思われる黒い軍服を着た砲兵が号令を発し、けたたましい爆発音と共に、第一発目の砲弾を発射した。

    一発目はどうやら試し打ちらしい。

    球体型の砲弾は斜め上、45度の方向に向けて発射され、ダムのド真ん中の水面に着弾。

    「ドッ ボーン!」と、周囲の山々に こだまする程の大音量が鳴り響くと同時に、あたかも水面下から竜でも飛び出して来たかの様な、高く激しい水柱を上げ、沈んで行った。


    これまた何故だか?

    本番である二発目の砲弾の内部は人間1人 入れるスペースがあり、内には操縦席が設けられており、何故だか、その内部に自分が入るという話になっており、砲弾の表面にある扉を開け、砲弾の内部に入り、操縦席に座った。

    間も無く、自分を乗せた砲弾が発射され、一発目と同様、ダム湖の真ん中に着弾し、沈んだ。


    気がつくと、ある山村に居た。

    周りは見渡す限り畑。

    木造のえらく古風な民家も ちらほら。

    畑では人々が せっせこ農作業している。

    村人が自分の姿を発見するやいなや、50人程の村人が一斉に自分の周囲に走り寄り、囲まれる形になった。

    何と、その村人は全て若い女性。

    女性達は口々に ささやき合い、こちらを珍しいモノでも見る様な目で凝視している。

    すると、間も無く、集団の後方から人を押しのく様にして、村長が現れ、目の前まで やって来た。

    村長まで女性。

    年老いた老婆であった。

    村長が言う事には、

    村に居た男達は全員、兵隊に取られてしまって、村には、もう男が1人も居ない。

    このままでは、世継ぎが生まれず、いずれ、村は崩壊してしまう。

    ここにいる村の女性は全員、アンタの嫁に くれてやるから、どうか、この村に永住してくれと。


    ええ〜っ?妻が50人!?

    50人も居たんじゃ、一年中、毎日毎日、子作りに励まねばならんじゃないか?

    ん〜それにしても、どうやらこの村は、外の世界と断絶している様にも見える。

    仮に、この村に留まると決断すれば、もう外の世界には出られる気もする。

    だが、しかし、自分が去れば、この村は根絶する。


    どうする?俺?

    村を救う尊き「種馬王子」となるのか?

    それとも村を見捨てて、一庶民のまま生きるのか?

    女性達の熱望の眼差しと、村長の寄りすがる懇願と、己の胸中に引きずる 元の世界への未練の気持ちが入り混じり、激しい葛藤に悶え、迷いが頂点に達した所で目が覚めた。


    ふーっ。


    夢だったか…?



    あの村は、もしや…?

    ダムの底に沈む 村の幻影だったのでは なかろうか?




    いやいや、夢だから。 (自問自答 (笑) )


    もしや?あの時、村に永住すると決断していたならば?


    もう二度と目が覚めずに、眠ったまま息絶え、村で第二の人生を歩んでいたかも知れない…。



    いやいや、夢だから (笑)


    いや〜でもでも〜、


    せめて村に1週間ぐらいは滞在したかった気もするな(笑)


    おしまい。




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