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アメリカツアー日記(10日目)その1

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    ツアー10日目。

    アメリカの日付では5/5。

    昨夜は豪勢に寝室のベッドでゆったり眠れるなと思いきや、真夜中にリビングで寝ていたハズのふとっさんが寝ぼけ顔で部屋に入って来て、突然、ベッドの中に割り込んで来た。

    小さいベッドだから、もう寝づらくて仕方がない。

    心優しきワタクシは大人しくベッドを譲り、床に寝袋で寝ましたよ。

    この人は寝ると絶対に起きないので。

    寝ると完全に石仏と化すので。

    石仏相手に「おい!目を覚ませ!」なんて言わないでしょ?

    諦めるしか無いんです。

    こういう相手には。

    それにしても…、夜中にベッドに割り込んで来て、人の寝床を横取りするなんて、ホント訳わがんね〜、このフトッピーだけは…。

    午前9時ぐらいに起床。

    毎日短眠熟眠。

    ツアーの時は いつも車の移動中に寝るというパターン。

    しかし、今日はそれも叶わぬ、多忙な一日の予定。

    寝室の裏にある庭に出て一服。



    目の前には、ひねれば水道の如く、ビールが出てくる蛇口があるのだが、今日一日のメニューを考えると、飲酒欲求にもストップがかかった。

    昨夜のライブ後から今夜の2本目のGIGまではMDCとは別行動。

    MDCはどこか別の所に滞在している。

    今日テキサスに帰る予定のJとジャドだけが、昨夜この家に泊まったという訳。

    今日の第一弾の予定はMAXIMUM ROCKN ROLL(以下MMRに省略)のラジオ番組に出演、収録。

    13:00頃にはMMRの事務所に着いてないといけない。

    YEAR OF THE FISTのメンバーに別れを告げ、メンバーの一人に車で駅に送ってもらう。



    家の外に出るとキャンピングカーがあった。

    キャンピングカーで旅するとか、憧れるな。

    ああいう車があったら、ツアーも快適かもな。

    駅に到着。



    ジャドの笑い声には救われたな。



    Jとお別れするのも寂しいな。

    彼がMDCとFLIPOUTを繋げてくれたって言っても過言じゃないもんな。

    感謝すべき男だよ。

    そして駅から電車に乗る。



    アメリカの電車に乗るのは初めて。

    アメリカ来たら常に車で移動だったから。

    とりあえず、切符の買い方で戸惑うフリップアウト一行。



    電車の中の写真を撮ろうにも、ジャドとふとっさんが壁になり、画面の約半分を二人に占領されてしまった模様(笑)

    そして、空港へ向かうJとジャドに別れを告げ、MMRの事務所近くの駅で降りる。

    昨夜のギルマンのライブに来てくれたロブという男が今日のMRR RADIOのDJ。

    ロブと駅で落ち合う。

    ロブの後ろについてテクテク歩く。



    MMRの事務所に到着。

    とりあえず事務所前で記念撮影。



    このMAXIMUM ROCKNROLLといえば、創立1982年。

    実に34年の歴史を誇る、世界中のPUNKSが読んでいるであろう、多分、世界で最も有名なパンクマガジン。

    アンダーグランドなパンク/ハードコアの現場に焦点を当て、ピックアップし、盛り立てるのに貢献した最重要パンク雑誌という私感。

    80年代の悪政や、荒くれ者やいざこざが多かったであろう時代に、それらから目を逸らさず現実や現場というモノに真っ向から向き合って来た、非営利主義の非常に気合いの入ったパンク誌であるという印象。

    82年の記念すべきMMR創刊号は、なんと、MDCが表紙!



    デイブ先生若い!



    そしてラジオ番組であるMAXIMUM ROCKNROLL RADIOはマガジンより更に歴史が古く、1970年代後半からのスタートというのだから、頭がクラクラする。

    MMR RADIOに出演するのは2回目。

    一回目に出た時の収録は多分ボツってお蔵入り。

    無理もなかった。

    あの時はDJがロバートだったし、俺たちも浮かれて、ベロベロの状態での収録だったから、もう宴会状態。

    挙句の果てには、ふとっさんが「北酒場」を大声量で歌い出すという、はたから聴いたら、世界一低脳なバンドと思われていただろう。

    勘違いしたアメリカ感を出していたのかも知れない。

    いや、あれはむしろ日本感か?

    いや、浦和感もしくはハトガヤ感というべきなのかもしれない。

    よくよく考えたら、ボツになって良かった。

    一応、40年の歴史を誇るアメリカのラジオ番組ですからね(笑)

    中に入り、レコードの棚に再び驚かされる。



    この白い箱がEP盤で.その奥にLPがドッサリ並んでいる。



    一言にパンク、ハードコアと言っても、どれだけのバンドの数が居るのだろうか?

    解散したバンドも多いだろうが、音源の数だけバンドが居たって事だから。

    更に世の中には、ここにレコードが無いバンドがこの数以上に居ると思われる。

    まさに星の数ほど存在するのではなかろうか?と。

    壁には、過去のMMRバックナンバーの表紙がズラリ。



    いっぱい並んでる中でも 一際目立つのはやはりコレ。



    なんつったって、from JAPANでござりますよ。

    他にも、GAUZEさん表紙のがありーの、SMASH YOUR FACEさん表紙のが
    ありーの。



    LIMP WRISTのカレンダー(笑)





    年代モノのポスターなど。



    ラジオ番組で一人五曲流すので、棚から、おのおのレコードをチョイスする。

    メンバーが選んだナンバーはこんな感じ。

    自分的には、選曲に様々なパターンが考えられるが、この日の気分はこんな感じ。



    今日の収録はMMR RADIOの第1610回目放送分。



    収録スタート。

    オープニングの曲が流れ、DJのロブが語り始める。

    そして、フリップアウトセレクトの曲を次々と流す。

    番組は60分。

    今回は真面目に取り組んだので、前回の30倍位緊張したな(笑)

    自分が選んだNO TAGってバンドはハードコアやパンクに精通しているであろうロブも初めて聴いたって言ってた。

    事務所の中庭で休憩していると、MMRのスタッフの一人が「君、前にハンマーでドラム叩いてたよね!」と話しかけて来た。



    話を聞けば彼はテキサス出身で、2005年にテキサスのライブハウス「EMOS」でのハンマーのライブを観たと。

    彼の家に俺が遊びに来たと言っていた。

    何となく顔を覚えていて、多分あの家だろうという記憶は かすかにあるのだが、なにせ13年前だけにうろ覚えだが、彼が俺の事を覚えてくれていた事が嬉しかった。

    まぁ、あまりワタクシ、昔から あんまルックス変わってないですからね(笑)

    その年のMMRにハンマーインタビューが掲載されたが、その時の写真を見ても、違うのは髪の色ぐらいで、ホントなーんも変わってないす(笑)





    あの2004年、2005年のアメリカツアーを一緒に回ったSIGNAL LOSTのメンバーの現在や、そのツアーを企画してくれたCHAOS IN TAJASの主催でも有名なTIMMYの現在の話などを聞き、みんなバラバラになってしまったが、元気で生きているみたいで、嬉しくなった。

    まさに出会いは一期一会ですな。

    収録の全てが終わり、ロブに車でMDCのバスの所まで送ってもらう事に。

    途中、かの有名なカストロ劇場の前を通る。



    なんかのセレクトで世界一の映画館に選ばれたり、多くの映画祭が開催されている名所。

    そして、MDCのバスの所まで到着。

    バスの中からペダルを取り出す。

    そして暫くしてから、迎えに来てくれたロバートのバンで、ロバート企画のライブ会場に向かう。

    着いた先は、オークランドの「1,2,3,4GOレコーズ」。





    過去レコード屋の中でライブをやったのは三回あったが、今回の会場はレコード屋の店舗の中ではなく、店舗の裏に別にライブスペースがあり、そこでやるらしい。

    せっかくだから、レコード屋の中を物色。

    これは懐かしのMDCとDICKSのビデオ(from FLIPSIDE VIDEO)を発見。



    コレは元々持っていたのだが、友人に貸して、そのまま返って来ないという良くあるパターンで、家にはもうなかったので、再度購入。

    MDCと一緒にUSツアー回っているのに、ツアー中にレコード屋でMDCのビデオを買うとか…。

    なんか変な感じだな….(笑)

    もう一品は、これまた懐かしの、ロジャーコーマン監督とLA PUNKのドキュメンタリー映画「デクライン」の監督であるペネロープ・スフィーリスがタッグを組んで作られた映画「SUBURBIA」邦題「反逆のパンクロック」(笑)のDVDを購入。

    そして今夜のメニューはこちら。



    出演バンドの全てが活動休止中のCONQUEST FOR DEATHのメンバーが現在演っているバンドという画期的な内容。

    STELILE MINDはベースのロバートが演っているバンド。

    LOVE SONGSはギターのクレイグと前回のジャパンツアーでギターで来てたフランクが演っているバンド。

    THESE BASTARDはギターのアレックスとVENKMANのギターだったデイブが演っているバンド。

    CONVENIENCEはドラムのBが演っているバンド。

    良くもまぁ、この日に皆んな集まれたよな〜と。

    外はもう夜の20:00になるというのにまだ明るい。

    綺麗な夕焼け空。




    (10日目)その2につづく。




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