同級生

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     高校の同じクラスに 今では有名な 宮藤官九郎 がいた。

     となりのとなりの席だった。

     彼は授業中いつも寝ていた。

     ある日の 昼休み 突然 校内放送で 彼の声がスピーカーから聞こえてきた。

     彼は放送室を占拠しゲリラ放送を行なった。

     そして 何と 学校の先生のモノマネをし出したのだ!

     その内容は 素晴らしく特徴を捉えており、面白く、先生達をも笑わせたに違いなかった。

     また 彼は文化祭の出し物として 顔をシロ塗りにして 他の男とペアで SMショーを披露していた。
     全校生徒が見守っていた。
     その時に流れていたBGMの奇妙さは今でも忘れない。

     やはり 当時からタダ者ではない雰囲気を持っていた人物だった。

     当時からエンターテイナーの資質を感じさせた。


     そしてまた 同じクラスにもう一人


     DJウラスジ 佐藤氏 

     中学の頃から一緒で 彼は中学の番長であった。

     彼は本当は気の良い人間なのだが、不良だらけの荒れた中学だけに 教師の方からも校内の統制の目的で、指名され、首領に抜擢されたみたいだ。

     彼自身中学からバンドをやっており、90年位にパンクバンド「SS-20」と言うバンドでEPを出し DOLL誌の新譜紹介のコーナーに載っていた。

     これは あのパンク不毛の超田舎の街から出現した、初めての 奇跡のパンクバンドと呼んでいいだろう。

     彼もロフトなんかで 日本のロックやパンクの大御所を呼んでイベントをやってる様だ。


     あんなドド田舎の同郷の人間が 東京に出てきて 輝いている事、これは 何ともいえない嬉さを感じます。



     俺自身・・・ 現在もリアルにアンダーグラウンドにおり 全然 有名でもないが 地道に20年以上 止まる事なく活動して参りました。


     そして これからも この道をつき進んで行こうと思ってます。


     本日ライヴで ございます!


     輝かせて頂きます!





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