夢日記

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    母親の実家にいた。

    母親の実家は商売をやっていて、母屋と店は合体しており、同じ屋根の下。

    店の在庫商品を収納する倉庫は母屋の一番奥の部屋の扉を開けると一階と二階の倉庫が見えた。

    一番奥の部屋の扉を開けると目の前に木製の階段があって二階に上がれるようになっていた。

    倉庫とは言っても窓や仕切りが無く、ただ棚があるだけで、外から鳥だろうが虫だろうが猫だろうが入り放題の倉庫とはとても呼べない、ただの商品の仮置き場的な場所だった。

    そこは夏頃になると誰も人が来ない事と雨をしのげる絶好の場所だっただけに時折、足なが蜂やスズメ蜂が巣を作って、我が者顏で倉庫をねぐらにしていた。

    そんな場所にバンド仲間と共に乗りこんでいった。

    一人の友達が何を思ったか?、階段を登り、二階の倉庫まで上がって行って、デカいスイカ二個分ぐらいはあろうかという巨大なスズメ蜂の巣に鋭利な棒を差し込んだ。

    瞬時に見たこともないぐらいの10センチ程大きさのスズメ蜂が巣から次々と飛び出して来て、ヤバイ事態に。

    その羽音は虫とは思えぬ不気味な低音を放っており、そら恐ろしい事、この上ない。

    テンパッて、「殺虫剤を探して来る」と仲間達に告げ、いつも殺虫剤を置いてあったトイレに駆け込むもこんな時に限って、無い!

    台所を探したが無い!

    友達がヤバい、てんやわんやしていると、一匹の羽を広げれば10センチ以上あるスズメ蜂がこちらに向かって来たので、とっさに床に伏せた。

    まさに死んだふり。

    ただのデカイ石に変化してしまったかの様な、スズメ蜂に自分が生き物だと悟られぬぐらいに「物」と化した。

    すると、その後、そのスズメ蜂は、こともあろうか?

    自分の首の部分に止まった。

    かつて味わった事もない様な悪寒が首筋に走った。

    こんなデカイ蜂に首筋に毒針を刺されたら間違い無く即死するであろう。

    即死するのは構わないが、要因がスズメ蜂に刺されたってのは絶対に避けたい。

    いつ?毒針に刺されて、死ぬか?生きるか?の瀬戸際で、九死に一生の心持ちで、1秒に1センチしか動かぬスーパースローモーションで ゆーっくりと動きながら、なんとか殺虫剤を探し出し、まさに自分を殺しかけているこのスズメ蜂に噴射してやろうというところで目が覚めた。

    自分は一切、スズメ蜂を怒らすような行動をとっていないにもかかわらず、周りの無謀な行動のお陰で、こちらが被害を被る事はままある。

    そんな事を悟らせてくれた、

    まさに

    夢で良かったね、

    きっと、

    わたし〜、

    と思った夢でした(笑)



    おしまい



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