アメリカツアー日記(10日目)その2

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    わ10日目、1、2、3、4 GOレコーズ inオークランド。

    何となくアントニオ猪木のダー!を思い出してしまいそうな店名ですが。



    店内はこんな感じ。



    明るい店内とは うらはらに裏のライブスペースは非常に暗くて、いかにもアメリカのアンダーグランドのハコって雰囲気。

    ZERO BOYSなんかもココでやってるのね。



    本日、一本目のライブはコレ!



    まずはトップバッター。

    ALEXが率いるTHESE BASTARDS。

    Voは覆面。

    暗めのリフで攻めるパワーヴァイオレンス系統。





    ギターのDAVEはフリップアウトTシャツ(笑)

    続いてはロバートが率いるSTERILE MIND。

    あっ、コレはいかにもロバートが好きなサウンドだなって分かる音。

    ロバートは結構、暗めで、重た目なリフに激っ速なリズムが好きなんだろうなって気がする。

    やはりロバートの存在感がハンパない。





    どうしてもロバートに目が行ってしまう。

    要はカッコイイんです。

    そんなロバートさんもフリップアウトTシャツ(笑)

    ボーカルのキレ具合も狂気なサウンドとマッチしててナイス。

    「もしも後期ビートルズのポールマッカートニーがハードコアのボーカルをやったら…?」



    そんな風にも見える(笑)

    お次はCONQUEST〜のギターのクレイグ率いるLOVE SONGS。



    このクレイグは、ギターは勿論の事、ドラムやベースやボーカルも出来るマルチプレイヤー。

    要は天才野郎。



    しれーっと演奏してますが、実は このクレイグ。

    一方では凄い顔を持つ男なのです。

    それは どんな顔かというと、エアーギター世界チャンピオンという顔。

    「Hot Lixx Hulahan」という名義で、2006年と2008年に全米エアギターチャンピオンに輝き、2008年には更に上の、世界チャンピオンの座を獲得。

    そんな彼の活躍ぶりがココで見れます。

    まずはPV。

    これは面白すぎて吹いた(笑)

    Hot Lixx Hulahan PV

    そしてエアーギター世界大会の模様。

    Hot Lixx Hulahan エアーギターワールドチャンピオン2008

    「フリップアウトのTシャツ着て、こんな暗くて狭いハコで演ってる場合ちゃうやろ〜!」なんてツッコミを入れたくなるぐらいの男なんです(笑)

    LOVE SONGSカッコいい!

    メロディックに、時折 速いナンバーも。

    そしてトリ前はドラマーのBが率いるCONVENIENCE。



    男女混合バンド。

    Bのドラムが野生的でナイス!

    そして、トリはフリップアウト。

    借りているドラムセットだから文句は言えんが、ちょっと鳴りが今ひとつ。

    さらにギターとベースの音量がデカいため、なかなか辛いものが…。

    フリップアウトの弦楽器隊はバランスとか無視して、いつもフルボリュームなので。

    さらに疲労がたまっていた為、今ツアー1番の不出来だったかも知れない。

    が、全開で飛ばしました。







    もう マレーシア直樹、脚しか写ってねーじゃねぇか!(笑)



    ちょっとライブは気分的に本調子じゃなかったが、そんなに悪くもないだろう、多分。

    ライブが終わり、暗闇の中から近寄ってくる不気味な影が…、



    誰だよ〜?このオヤジは!?(笑)

    「酔っ払ってるっつーの!」

    ダンボールに書かれた今日のライブの看板を持って凄く嬉しそう。

    そうです、この人が変なオジさんです!

    全てのライブが終了し、今度はサンフランシスコまでロバートのバンに乗っけられて戻る。

    2本目のライブのハコ、BENDER' S BARに到着。

    時間ギリとは聞いていたが、やはりこちらのライブ、既にスタートしていた。

    本日2本目のライブは この内容。



    外にも人がたむろしているが、中に入ると凄い人の数。

    とても広いホールなんだけど、ほぼほぼ人で埋め尽くされている。

    トップのANINOKOが始まっている。







    メンバー全員がフィリピンからの移民のバンド。

    魂みなぎるエナジー。

    ひたむきなストイックさ。

    超絶に熱いライブ。

    カッコいい!

    シンパシーを感じました。

    しかし、ゆっくりはしていられなかった。

    出番は次である。

    本日最後の山場。

    今ツアー最大の動員数。

    死ぬ気で行こう。

    この山を越えれば、後は くたばっても良い。

    数百人の観客が見守る中、ライブスタート。

    無我夢中で、ライブ中の記憶ナシ。

    やり切った。

    今ツアーの最大の山場、総本山サンフランシスコのライブ大成功。

    感無量のライブ。

    ライブ後、何十人もの観客に声をかけられ、照れる。

    外に出て、ANINOKOのメンバーと話したり、五年前サクラメントで対バンしたRADのメンバーが来てくれてて、喜びの再会。

    先程 対バンしたばかりのCONQUEST FOR DEATHのメンバーも駆けつけてくれて、本当に今日のギグは幸せを感じました。

    そして、大トリMDC!

    なんつったって、ホームグラウンドのサンフランシスコ!

    客席には、色んな年代の人々が集まっているが、これは明らかに80年代からのMDCファンであろう、50代ぐらいのオジさんオバさんも多し。

    80年代PUNKSの同窓会状態(笑)

    ライブスタート!

    凄まじいMOSHの嵐。

    人間台風、ヒューマンハリケーン状態。



    うん、毎回ライブがこんな盛り上がったら、60歳過ぎても、そりゃ〜バンドやめらんないっしょ、って感じ(笑)


    ライブが終了、コレさえ無けりゃ〜と、そさくさと片付け。

    それにしても、濃い〜一日だったなや〜!

    「アメリカで10本もライブやるの?多過ぎじゃね?」とか、渡米前は思っていたが、残す所、ライブは あと一本、あっという間。

    寂しい。

    もっともっと演りたい!

    ぐらいに感じたサンフランシスコの夜。


    GOOD NIGHT!


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